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女性の更年期ってなに?どうなるの?

■2018/09/25 女性の更年期ってなに?どうなるの?
■更年期障害の原因は女性ホルモンの急激な減少
月経や妊娠出産を司り、女性の健康にさまざまな役割を果たす「女性ホルモン」。40代を迎えるころから卵巣の機能が衰えるため、分泌量はゼロに近づいていきます。月経が不規則になり、さらに停止して1年経つと「閉経」。日本女性の平均は50.5歳で、閉経を挟む前後10年間が「更年期」にあたります。
女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があります。女性を悩ます「更年期障害」は、主にエストロゲンの急激な減少からホルモン環境が激変するため、心身が適応できずに起こるものです。症状はとても多彩で、感じ方も個人差が大きいのですが、2割ほどの方が日常生活に差し支えるといわれ、少数ではありません。
エストロゲンは、ホルモンの中枢である視床下部からの指令で下垂体が放出する「卵胞刺激ホルモン(FSH)」により、卵巣内の「卵胞」で作られます。
それが更年期では指令がきてもエストロゲンが卵巣から出てこないため、視床下部・下垂体が過活動となりFSHを過剰放出。視床下部には他に血液循環や内臓の働きを司る自律神経の中枢があり、感情や情動を司る大脳皮質とも密に連絡しています。これらが過活動の刺激を受け、不快な症状が次々と現れるのです。
 
■更年期に気になる主な身体の症状とメンタルヘルス
更年期障害で初期から目立つのがホットフラッシュ(急激なのぼせ、多汗)、動悸、息切れ、めまい、頭痛、肩こり、冷えなどの自律神経失調症状。ほかにも、腰痛、関節痛、手足のしびれ、吐き気、便秘、下痢、皮膚の乾燥などを感じる方も。
心の症状を訴えるケースも多く、イライラ、抑うつ、無気力、不安、不眠、集中力や記憶力低下など。
この年代は、家庭では夫の定年や子供の巣立ち、親の介護、職場では責任ある役職に就くなど、環境的にストレスを抱えがちです。性格的に真面目、完ぺき主義、神経質な人は症状を悪化させる傾向があります。
 
■更年期以降に注意したいさまざまな病気
更年期障害の一番の原因はエストロゲンの急激な低下による自律神経などの一過性の混乱。これらの症状は新しいホルモン環境に身体が慣れるにつれ必ず治まります。一方、見逃せないのは長期的なエストロゲン減少がもたらす疾患のリスクです。
エストロゲンには女性の身体をまもるいろいろな働きがあり、血管をしなやかに保つ、脳細胞を保護し脳の血流をUP、骨形成を助け骨量を増やすなどが挙げられます。
更年期以降、動脈硬化、心臓の冠動脈疾患、脳血管疾患、骨粗しょう症などに充分注意してください。




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