千葉市稲毛区(稲毛)の心療内科,鍼灸院【轟はり灸治療院】の拒食・過食を繰り返す-摂食障害~その2~

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拒食・過食を繰り返す-摂食障害~その2~

■2015/10/21 拒食・過食を繰り返す-摂食障害~その2~
 
≪食べることがやめられない過食症≫
拒食症がある程度進んでいくと、今度は一転して、食べても食べても空腹感がおさまらない過食症に転じることがあります。「食べたい」という欲求が抑えられず、4~5人前の食べ物を一挙にたいらげてしまいます。
しかし、その根底には、やはり痩せたいという望みがあるために、発作的に大量の食べ物をとった後にひどい自責の念にからまれます。そこで、のどに指を突っ込んで食べたものを全部吐いたり、下剤を使って強制的に食べ物を出してしまおうとします。そのために、手に「吐きダコ」といわれるタコができたり、逆流する胃酸のおかげで歯が悪くなってしまったり、食道炎を起こすこともあります。また、体はだるく、無気力になります。
拒食症のときとは違って、本人は過食という習慣をやめたいと考えるのですが、どうしてもやめることができずに苦悩します。拒食症のときは、どんなに痩せても本人が比較的元気なのに対し、過食症のときは後悔のために気分が落ち込んで、うつ状態になったり、自殺まで考えたりすることもあります。
拒食症と過食症は、一見相反する行動にも見えますが、その根底にはあくまで痩せたいという願望があり、2つの病気が表裏一体であることは間違いありません。
たいていは拒食症と過食症がセットになっていますが、拒食症のみ、過食症のみの人もいます。
摂食障害は、思春期から20歳以下の若い女性に多いですが、最近は若い男性や20代以降の女性にも見られることがあります。
 
≪摂食障害の根底には家族の問題が≫
摂食障害にも実は、心の問題が潜んでいます。その多くは、過去から今までの成育歴に関わっています。このような少女たちを診ていると、共通して見られるのが、母親が非常に支配的であるという点です。
母親が家族の中で強い実権を握っており、子どもの意志や考えまで自分の思い通りにコントロールしようとします。もちろん、それは愛情があるからこそなのですが、本人自身の意志が生かされる場があまりありません。
と同時に、子どもとその母親を診ている限り、父親の影はほとんどといってよいほど見えません。父親はたいてい家族に無関心なのか、あるいは母親の尻にしかれているタイプのようです。
子どもは母親に連れてこられるようにして病院にやってきて、診察の最中に本人に質問しても、全て母親が答えるというという感じです。
子どもは母親にべったりの姿勢に見えるのですが、実はその心の底では、あれやこれや細々と指図する母親に対して「自分自身を支配されたくない」といった反抗心を持っています。そのうえ、子どもの頃から、母親は命令するばかりで、甘えたいのに十分甘えさせてもらえなかったという気持ちもあります。
支配的な母親と影の薄い父親。そういった両親へのゆがんだ思いが「大人になんかなりたくない」という成熟拒否につながります。ダイエットして、極端に体が痩せて小さくなり、月経も止まるというのは、この「成熟した女性」に対する拒否の姿勢でもあるのです。
 
≪治療は家族全員であせらずに≫
摂食障害を治療するのは容易ではありません。短くて数ヶ月くらい入院する必要があるでしょう。数ヶ月で治る人もいれば、良くなったように見えてもぶり返し、完治するまでに何年もかかる人もいます。
ただ、大切なことは、本人だけを無理に治そうとしても、決して良い結果を生まないといことです。家族の間の問題が、その方の心に響いていることが多いのですから、家族全員を含めた治療が必要になってきます。
もう一度、家族全員の関係やそれぞれの家庭の中での役割、生き方などを見直し、問題を根底から考え直す必要があるでしょう。そのためには、長い期間がかかると思いますが、決してあきらめずに、家族の心の絆を大切にしていくことです。



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