千葉市稲毛区(稲毛)の心療内科,鍼灸院【轟はり灸治療院】の飲酒をやめることができない-アルコール依存症~その2

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飲酒をやめることができない-アルコール依存症~その2

■2015/09/24 飲酒をやめることができない-アルコール依存症~その2
 
≪さらに進むと幻覚や意識混濁も≫
アルコール依存症が重症になってくると、離脱症状も激しくなってきます。
お酒を飲まないで数時間から2日間経つと、手が震えたりといった症状のほかに、幻視などの幻覚が起こります。有名なのは、虫や小動物などが見えるものです。
意識は混濁し、虫がたくさんうごめいているとか、体中を小動物がはいずり回っているといった幻視や、かなり強い不安感を訴え、それと同時に、頻脈や発汗、血圧の上昇が見られたり、発熱がみられたりします。これは、「アルコール性振戦せん妄」と呼ばれる状態で、離脱症状として、最も強いものです。
このような振戦せん妄は、なんらかの理由で入院したことによって起こることがほとんどですが、この振戦せん妄のために、心臓疾患などで命を落とすこともあるので、この状態の時には、きちんとした設備のもとに十分なケアが必要になります。このような激しい振戦せん妄が数日間続いた後に、深い睡眠が訪れて、やがて回復期に向かいます。
また、頻度は少ないのですが、中には分裂病と似たような幻聴や迫害妄想を持つ「アルコール幻覚症」と呼ばれる症状が現れる人もいます。この場合は意識ははっきりしているのが特徴です。
また、アルコール依存症で怖いのは、さらに進行していくと、時には、記憶力の減退の著しい痴呆状態になる「コルサコフ病」になったり、意識障害や運動の失調の起こる「ウエルニッケ脳症」になったりすることがある点です。
これらは死に至る病ですが、その他のアルコール性身体障害(肝炎など)でも死亡することもあるのでお酒好きの人は注意したいものです。
 
≪こんな人がアルコール依存症になりやすい≫
アルコール依存症には、なりやすい体質と性格があります。
◎体質
アルコールというのは、私たちの体に入ると、肝臓でアルコール脱水酵素という酵素の働きによって分解され、アセトアルデヒドになります。このアルコール脱水酵素を生まれつき持っている人と持っていない人がいます。この酵素を持っていないと、お酒に弱く、お酒を飲むとすぐ赤くなってしまったり、頭痛がしたり、少量のお酒ですぐに酔ってしまいます。日本人の約半数は、この酵素を持っていないといわれ、こういうタイプには酒量が増えないために、依存症になりにくいといわれています。
逆に、アルコール脱水酵素を持っている人は、いわゆるお酒に強い人です。このタイプの人はお酒が強く酔いにくいために、どんどん酒量が増えます。そのために、依存症になりやすいタイプといえるでしょう。「自分は酒に強いから」と過信してはいけません。
 
◎性格
性格的には、内向的でうつ傾向が強い、ストレスに弱いといった人がなりやすいといわれています。気分が何となく沈むとか、ちょっとしたことで落ち込むために、それを打ち消すために飲んでいるうちに、歯止めがきかなくなるのです。うつ病との併発も少なくありません。
 
≪立ち直るには家族の協力が不可欠≫
アルコール依存症の治療は、決して優しいものではありません。
アルコールをいっさい辞めればこの病気は治るのですが、「飲んではいけないとわかっていても、どうしてものんでしまう」という精神的依存を断ち切るには、相当な努力がいります。また、本人だけでなく、家族を含めた周囲の人たちの協力も不可欠です。
特に、家族にはアルコール依存症という病気をよく知ってもらい、適切な対処をしてもらう必要があります。



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