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症例、事例

過敏性腸症候群

2015/09/18

・過敏性腸症候群

過敏性腸症候群は炎症や腫瘍がないのに、腹痛や排便の異常など腸の働きに問題がある慢性の腸の機能障害です。

子供が腹痛を起こす病気として最も頻度が高く、20~50代でも10人に1人は見られると言われ、精神的なストレスとの関わりが深い病気として知られています。

過敏性腸症候群は下痢型、便秘型、混合型(下痢と便秘を交互に繰り返す)の3タイプに分けられ、なかでも男性は下痢型、女性は便秘型が多く見られます。

 

主な症状は以下の通りです。

 

・腹痛が2ヶ月以上つづく

・ガスが溜まってお腹がパンパンになる

・午前中(登校前や出勤前)に腹痛が起こる

・1日3~4回以上の下痢がある

・便秘

・コロコロした硬い便

・排便後もなんだかスッキリしない

・検査などをしても異常が見られない

 

このように、長期にわたって排便障害があるときは過敏性腸症候群の疑いがあります。

そして、これらの症状は大人も子供も大きく違いはありません。

 

過敏性腸症候分はストレス社会を象徴している腸の病気です。

ストレスによる自律神経の乱れがホルモンによって脳から大腸に伝わり、ぜん動運動など消化管の働きの異常や知覚過敏が起こります。

脳が受けた情報は腸に伝わり、逆に腸で起こった情報がまた脳に伝わるため、排便の異常は更なるストレスになります。

症状はストレスが多いとひどくなり、長引くと少しの不安や緊張などにより腹痛が出やすくなって便秘や下痢が慢性化します。

また、改善のため便秘薬や下剤に頼りすぎると腸の働きが悪くなり、自然な排便ができなくなってしまいます。

 

規則正しい生活リズムと食生活、充分な睡眠、定期的な排便習慣をつくる、ストレスの原因とその緩和策または解決策が過敏性腸症候群の改善に繋がるといえるでしょう。

 

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